John Norum
:無月 堅城ロックギターヒーロー、それは人によって違うことでしょう。私にとっては、ヨーロッパのギタリスト・ジョン・ノーラムとの出会いは大きかったです。
実は、ジョン・ノーラムは、ゲイリー・ムーアの影響を強く受けている人で、そのことは、ギターのフレーズからも、時折ボーカルを取るときの声からも感じられます。
彼の初めてのソロアルバムの「 Let Me Love You」では、彼のギターとボーカルの両方が楽しめます。また、この曲が収録されているアルバム「Total Control」では、名ボーカリストのヨラン・エドマンが参加していることも注目できるでしょう。
速弾きはしますが、オルタネイト中心で、タッピングやスウィープなどのテクニカルな手法はあまり好まず、また、クラッシック的な要素も取り入れますが、ブルージーなフレーズにこそ彼の本領があるように感じられます。それは、彼の師匠(?)であるゲイリー・ムーアの影響もあるのでしょう。
また、大先輩であるマイケル・シェンカーとも親交があるようで、その影響もあるのでは?と感じられる気もします。
同時期からのネオクラシカルや、タッピング重視の双方などとは一線を画すような感じはします。ただし、リフの作り方やフレーズからは、クラシックの素養もかなり感じられるところもあるのです。
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